鎮宅霊符作成準備中

　ようやく朝晩は秋の風が吹くようになって参りましたね。夏が終わり秋の到来。何処となくもの悲しいような切ない気持ちになるのもこの辺りからでしょう。

　先日より、お客様から霊符の作成依頼を頂いておりまして現在作成に取り掛かっております。これは非常に神経を使う作業となります。

　鎮宅霊符は漢の時代に作られ、「十年で家が大いに富み、二十年で子孫が繁栄し、三十年で白衣の天子が家を訪ねてくる」と言われているほどの顕著な効力があります。この霊符が災いを避け、福を招き、幸運な生涯を約束するとされている所以です。

　霊符を作成するにあたり、墨をする時に用いる特別な水の準備、大吉日とされる日に作らなければならないこと、作成後真言を唱え開眼させなければならない等の作法もございますので、霊符の形をただ写しても効果は発現致しません。

　お客様のお手元にこの霊符が届くのは恐らく半月後。しっかりと効果がある霊符を作るため、鋭意作成準備に励む日々です。